05:そして、君は泣く 手を合わせ 呪文のようにささやいた言葉 夜闇に浮かべては その軌跡を辿り 散りばめたシャンパンゴールドに 瞳を奪われるのです あのひとつひとつが 別れの何処かに隠された 涙のひとしずくに似て 煌いて 仄明るいライトに照らされて 浮かんだあなたの横顔を覚えています ただ握り締めた その掌に残した祈りの切なさを 憂う瞳を